(※この記事は、2022年4月26日に更新されました。)
この記事は、下記のような方におすすめです。
当ブログでは、お気に入りのホテルブランドの資格を取得して公式サイトからの宿泊予約を楽しむ内容を多く発信しています。ブランドにこだわらず色々なホテルに泊まりたい、はじめてホテルの時は失敗したくないので宿泊料金を抑えたいと考える方も多いでしょう。
そんな時に利用するのが、ブランド問わず全国のホテル、旅館を取り扱う宿泊予約サイトですね。宿泊予約サイト、今では国内外の多くの宿泊予約サイトを日本で利用できるようになりました。
多くなりすぎて、困ってしまいます。そこで、国内でサービスを行っている宿泊予約サイトのシェアを調査しました。
国内宿泊予約サイトランキング
国内宿泊予約サイトランキングでは、日本法人の宿泊予約サイトに絞ってランキングを作成しました。
個人的な主観は除く為、宿泊予約サイトの訪問数順にランキングし、詳細を下記の数字と合わせてご説明します。
評価項目 | 詳細 |
---|---|
合計訪問数 | 1ヶ月の宿泊予約サイトへの訪問数。 訪問数が多いほど、インターネット上でのシェアは大きい。 |
直帰率 | 訪問時に他のページを見ないで帰っている率。 この数字が高いほど、検索、宿泊予約をせずに立ち去る訪問者が多い。 |
PV/訪問 | 訪問時の閲覧ページ数の平均。 この数字が高いほど、検索し宿泊予約されている可能性が高くなる。 |
平均滞在時間 | 訪問した際に宿泊予約サイトに滞在している時間。 この数字が高いほど、検索し宿泊予約している可能性が高くなる。 |
1位 じゃらん.net
1位のじゃらんは、1990年に創刊され今も販売されている旅行専門雑誌です。
インターネット版として、2000年11月11日サービスを開始したのが、じゃらんnetです。
じゃらんは、独自のステージ制でステージ判定のスコアを上げると貰えるポイントが増ます。
割増分のポイントは、じゃらん限定で貯まります。ベースポイントは、リクルートポイントの他、Pontaやdポイントなどを連携するポイントに指定するとができます。
ステージが上がると割増分のじゃらん限定ポイントが増えるので、ステージが上がってくるとお得感は増してきます。
じゃらん限定ポイント以外は、リクルートが運営するホットペッパーなどのサービスでも利用できる為、旅行専門雑誌の頃からの信頼と歴史、自社サービスとのポイント連携の強さもトップの訪問数に繋がっていると考えられます。
合計訪問数 | 直帰率 | PV/訪問数 | 平均滞在時間 |
---|---|---|---|
43.2億 | 49.32% | 5.84 | 4分47秒 |
合計訪問数は、日本トップの43.2億です。
訪問してきたお客様が、1頁だけ見て帰る確率は49.32%、二人に一人はすぐに帰る感じですね。
閲覧することを決めたお客様は、平均4:47秒かけて5.84頁を見て回ります。
実際に宿泊予約まで行う為には、複数頁の閲覧が必要なことを考えるとよく利用されてると言えるでしょう。


2位 楽天トラベル
2位の楽天トラベルは、マイトリップネットの「旅の窓口」を楽天がM&Aで買収し2004年に楽天トラベルに法人、サイト共に統合をしてスタートしています。
楽天トラベルは、楽天の数多くのサービスと連携できることが強みです。
楽天のサービスを使うほどポイントの倍率が上がるSPU(スーパーポイントプログラム)の対象です。
楽天会員ステータス判定の対象ともなっており、ダイヤモンドとプラチナには割引クーポンが発行されます。
優良宿泊予約サイトであった旅の窓口から統合され、楽天経済圏の勢いもあって支持者が多いと考えます。
合計訪問数 | 直帰率 | PV/訪問数 | 平均滞在時間 |
---|---|---|---|
27.3億 | 35.71% | 7.63 | 7分25秒 |
合計訪問数は、日本2位の27.3億です。
訪問してきたお客様が、1頁だけ見て帰る確率は35.71%、直帰率は低く多くのお客様が複数頁を見ています。
閲覧することを決めたお客様は、平均7:25秒かけて7.63頁を閲覧しているので、利用者が宿泊予約サイトを活用しているという意味ではじゃらんよりも優秀です。
1位のじゃらんに比べると訪問者は大きく離されていますが、宿泊予約サイトの利用率はじゃらんよりも健闘しているといえるでしょう。


3位 一休.com
3位の一休.comは、2000年5月に高級ホテル・高級旅館の宿泊予約サイトとして開設されました。
2006年には一休レストラン、2010年からは高級ビジネスホテル専門予約サイト「一休.comビジネス」を開始し、総合的にホテル宿泊を楽しめるホテル宿泊予約サイトとなりました。
一休.comは、厳選された高級ホテルに絞り込んでいる為、検索結果やレビューに安心感があります。割引クーポンやタイムセール、キャンペーンが頻繁に行われている為、高級ホテルにお得に宿泊することが可能です。
独自のステータス制度があり、ゴールド以上限定セールはかなりお得です。ダイヤモンド特典があるホテルでは、プラチナカード並の特典が付くこともあります。
また、ポイントの即時利用を行うことで、初回利用からお得に宿泊予約できるのも特徴です。
厳選された高級ホテルと独自の会員制度、割引クーポンやセールなど活用すればメリットも大きい為、年々支持する人が増えています。
合計訪問数 | 直帰率 | PV/訪問数 | 平均滞在時間 |
---|---|---|---|
13.1億 | 41.08% | 7.07 | 5分21秒 |
合計訪問数は、日本3位の13.1億です。
訪問してきたお客様が、1頁だけ見て帰る確率は41.08%、直帰率は低く多くのお客様が複数頁を見ています。
閲覧することを決めたお客様は、平均5:21秒かけて7.07頁を閲覧しているので、利用者が宿泊予約サイトを活用しているという意味ではじゃらんよりも優秀です。
1位のじゃらん、2位の楽天トラベルに比べると訪問者は大きく離されていますが、厳選された高級ホテル宿泊予約サイトとしての安心感とSNSなどでのお得情報の共有にて支持が集まり訪問者が増えてきています。


4位 JTB
4位は、JTBです。
JTBは、言わずと知れた日本の旅行会社です。
店舗窓口だけでなく、インターネットでも宿泊予約が可能です。
会員ステータスは、JTBの店舗とも共通です。
店舗の知名度とホテル宿泊予約サイトの割引クーポンなども多数出ていることもあり、支持者も多いと考えます。
合計訪問数 | 直帰率 | PV/訪問数 | 平均滞在時間 |
---|---|---|---|
5.2億 | 44.52% | 5.05 | 4分34秒 |
合計訪問数は、日本4位の5.2億です。
訪問してきたお客様が、1頁だけ見て帰る確率は44.52%、2人に1人が複数の頁を検索しています。
閲覧することを決めたお客様は、平均5:05秒かけて4.34頁を閲覧しているので、利用者が宿泊予約サイトを活用しているといえます。
1位〜3位とは大きく離されった4位となりますが、JTBの知名度が4位という結果に大きく貢献したと考えます。
5位 Yahoo!トラベル
5位のYahoo!トラベルは、1997年11月にサービスを開始、当初はHIS、近畿日本ツーリスト、神戸トラベル、東急観光、マップインターナショナル、Yahooの提携による海外旅行情報サイトとしてスタートしました。
2000年にJTBとYahooによる合弁会社たびゲーターが設立されオンライン予約サイトへ移行しています。
取り扱いプランは、複数の企業のものがあり同じホテルでも、JTB、るるぶトラベル、一休.com、Yahoo!トラベルのプランが表示されます。
Yahoo!トラベル以外のプラン場合は、本家サイトの方で予約した方が良いことが多いので注意が必要です。
Yahoo!トラベルプランでクーポンとポイントの即時利用を併用するとお得に宿泊することも可能です。
Yahooを日頃から利用している人に支持されていると考えます。
合計訪問数 | 直帰率 | PV/訪問数 | 平均滞在時間 |
---|---|---|---|
4.3億 | 41.27% | 6.95 | 3分53秒 |
合計訪問数は、日本5位の4.3億です。
訪問してきたお客様が、1頁だけ見て帰る確率は41.27%、2人に1人以上が複数の頁を検索しています。
閲覧することを決めたお客様は、平均3:53秒かけて6.95頁を閲覧しているので、利用者が宿泊予約サイトを活用しているといえます。
4位と1億ほど離された5位となりますが、比較的活用されている宿泊予約サイトだといえます。
6位 Relux
6位のReluxは、2013年3月に開始されました。
満足度の高いホテル、旅館のを厳選した宿泊予約サービスです。掲載される宿泊施設の審査を厳格に行い、100項目にもおよぶ審査基準をクリアできた安心のホテル、旅館だけが掲載されています。
合計訪問数 | 直帰率 | PV/訪問数 | 平均滞在時間 |
---|---|---|---|
3億 | 77.33% | 1.97 | 1分07秒 |
合計訪問数は、日本6位の3億です。
訪問してきたお客様が、1頁だけ見て帰る確率は77.33%、複数の頁を検索したのは5人に1人です。
閲覧することを決めたお客様は、平均1:07秒かけて1.97頁を閲覧していています。訪問者数の割にあまり活用されていない宿泊予約サイトという結果になりました。
後発の宿泊予約サイトの為、会員登録者数が少なく、アクセス数の割に活用されていないという結果に繋がっている可能性があります。
合計訪問数は、3億集めていますので、今後が期待される宿泊予約サイトです。
7位 HIS
7位は、HISです。
HISは、言わずと知れた日本の旅行会社です。
店舗窓口だけでなく、インターネットでも宿泊予約が可能です。
店舗の知名度とホテル宿泊予約サイトの割引クーポンなども多数出ています。
合計訪問数 | 直帰率 | PV/訪問数 | 平均滞在時間 |
---|---|---|---|
2.4億 | 55.59% | 4.62 | 3分37秒 |
合計訪問数は、日本7位の2.4億です。
訪問してきたお客様が、1頁だけ見て帰る確率は55.59%、2人に1人以上が複数の頁を見ないで離脱しています。
閲覧することを決めたお客様は、平均3:37秒かけて4.62頁を閲覧しているので、利用者が宿泊予約サイトを活用しているといえます。
店舗ほどではありませんが、利用されているホテル宿泊予約サイトといえます。
8位 るるぶトラベル
8位は、るるぶトラベルです。
るるぶトラベルは、JTBが運営するホテル宿泊予約サイトです。
日本国内に17000件以上の契約施設を持っています。
JTBの利用者よりも若い層に支持されており、平行して運営されています。
合計訪問数 | 直帰率 | PV/訪問数 | 平均滞在時間 |
---|---|---|---|
2.2億 | 37.90% | 5.36 | 5分26秒 |
合計訪問数は、日本8位の2.2億です。
訪問してきたお客様が、1頁だけ見て帰る確率は37.90%、2人に1人以上が複数の頁を閲覧しています。
閲覧することを決めたお客様は、平均5:26秒かけて5.36頁を閲覧しているので、活用されている宿泊予約サイトといえます。
7位のHISとは訪問数で僅差でしたが、宿泊予約サイトの活用度はるるぶトラベルの方が活発な為、実際に予約されている件数はるるぶトラベルの方が多い可能性が高いです。
外資系宿泊予約サイト
近年、外資系のホテル宿泊予約サイトで、日本のホテルの予約もできるものが増えてきました。
日本のホテル宿泊だけのことを考えれば国内の宿泊予約サイトを使った方が、ポイント還元率やクーポン適用で割安になります。
しかしながら、海外渡航のことを考えると外資系のホテル宿泊予約サイトも知っていた方が便利です。
外資系ホテル宿泊予約サイトといっても、世界中のホテルを検索できる世界統一仕様の宿泊予約サイト、利用者の利便性を考え日本のドメインを取得して日本用に作り込んでいる宿泊予約サイトなど対応は分かれます。
日本からのアクセスがある程度、ある宿泊予約サイトを紹介致します。
Booking.com
Booking.comは、オランダの世界的なホテル宿泊予約サイトです。
世界の様々な国のホテルの宿泊予約ができます。
予約後キャンセル不可が主流だったOTA業界の中で、いち早くキャンセル可のプランを取りいれたことで世界的に拡大していきました。
世界レベルの大手で、日本では、グローバルサイトを日本語化表示して運用しています。
調査結果は、日本を含む世界の訪問者数です。
合計訪問数 | 直帰率 | PV/訪問数 | 平均滞在時間 |
---|---|---|---|
457.7億 | 33.20% | 8.16 | 8分26秒 |
合計訪問数は、世界規模の457.7億です。
訪問してきたお客様が、1頁だけ見て帰る確率は33.20%、3人に2人以上が複数の頁を閲覧しています。
閲覧することを決めたお客様は、平均8:26秒かけて8.16頁を閲覧しているので、活発に利用されている宿泊予約サイトといえます。
日本国内での利用については、日本のトップ3を使った方が割引クーポンやポイント還元率、サポートを含めて良いと思います。しかしながら、海外旅行時は、選択肢の一つになると思います。
Hotels.com
Hotels.comは、アメリカのエクスペディアグループの宿泊予約サイトです。
日本向けサブドメインを使ってサイト構築し運営されています。
日本でもスタンプ10個で、1泊無料のCMで話題になりました。
Hotels.com Rewars対象ホテルに10泊すると1泊ボーナスという仕組みになっており、対象ホテルは限定されます。
日本を含めた世界の数字で、記載します。
合計訪問数 | 直帰率 | PV/訪問数 | 平均滞在時間 |
---|---|---|---|
48.4億 | 38.70% | 6.81 | 5分36秒 |
合計訪問数は、世界規模で48.4億です。国内のじゃらんと同等規模です。
訪問してきたお客様が、1頁だけ見て帰る確率は38.70%、2人に1人以上が複数の頁を閲覧しています。
閲覧することを決めたお客様は、平均5:36秒かけて6.81頁を閲覧しているので、活用されているホテル宿泊予約サイトといえます。
日本国内での利用については、日本のトップ3を使った方が割引クーポンやポイント還元率、サポートを含めて良いと思います。
しかしながら、Hotels.com Rewars対象ホテルに10泊すると1泊ボーナスは、出張などで活用すると少し楽しいご褒美になるかもしれません。
まとめ
日本のホテル・旅館の宿泊予約サイトは、1位〜3位までの訪問者数が大きな割合を占めています。
高級ホテルから低価格帯のホテルまで、幅広く対応できるサイトを検討してる場合は、じゃらんnet、楽天トラベルを選択するのが良いでしょう。
リクルート系のサービス、ホットペッパーやホットペーパービューティーなどをよく利用されている方はじゃらんnetがおすすめです。
楽天経済圏をよく利用される方は、楽天トラベルを選択するのも良いでしょう。
厳選された高級ホテルや高級旅館の宿泊予約に最適なのは、一休.comです。最近では、検索時のチェックボックスで間違いのないビジネスホテルなども検索できるようになっているので低価格帯も選べるようになりました。
レビューを参考にした間違いのない宿泊を目指すのであれば一休.comがおすすめです。
他の宿泊サイトにはない特典盛りだくさんのプランや定期的配布されるクーポンを活用すると更に満足度は上がるでしょう。







