マリオット・ボンヴォイの独立系ライフスタイル・コレクション「Tribute Portfolio(トリビュート・ポートフォリオ)」がアルゼンチンに初進出しました。ヨーロッパ風情漂うレコレータ地区で歴史建築を再生し、文学とアートをちりばめた142室のブティックホテルとして開業。街全体を“物語”で味わう体験型滞在を提案します。
詳細情報
- ホテル名/ブランド/所在地 Recoleta Grand, Buenos Aires, a Tribute Portfolio Hotel Tribute Portfolio(マリオット・ボンヴォイ) アルゼンチン共和国ブエノスアイレス市レコレータ
- 建築と客室デザイン 20世紀初頭の宮殿「パラシオ・ミフラ」をコンバージョン。地元デザイナーのルーカス・ガシュが監修し、フレンチ様式を基調にアルゼンチン文学のモチーフを随所に配置しました。全142室のうち6室はスイートで、客室には英西バイリンガル書籍を常備。
- ダイニング&バー
- カフェ・デ・プレンサ:活版印刷の装飾とスペシャルティコーヒーで“文学カフェ”を再現
- アトリウム:地元食材をモダンに仕立てた終日ビストロ
- マンシオン・ミフラ:歴史空間を活かした3つのレストラン&バー。料理長マキシミリアーノ・マツモトが和の技法をアクセントにアルゼンチン郷土料理を再構築
- バープログラムは名バーテンダー、イグナシオ・マッジョが監修し、カクテルでアルゼンチンの風土を表現
- 付帯施設 370㎡のイベントスペース、屋上テラス、スパ「Floralis」、エグゼクティブラウンジ、フィットネスセンターを完備。
現地在住目線の注目ポイント
シーン | 魅力 | ワンポイント |
---|---|---|
アート巡り | 国立美術館・レコレータ文化センターが徒歩圏 | 空いた午前中に無料ガイドツアーを活用 |
カフェホッピング | ベジャス・アルテス通りの老舗カフェ群 | ホテルのバイリンガル本で作家ゆかりの店を予習 |
ビジネス出張 | パレルモ・ミクロセントロへ車10分 | 会議後は屋上テラスでネットワーキング |
記念日ステイ | スイートはバルコニー付き&SPA特典 | シャンパン+タンゴショーのコンシェルジュ手配が好評 |
ブランド解説 — Tribute Portfolio
トリビュート・ポートフォリオは“個性と地域性を祝う”独立系ホテルを束ねるコレクション。世界30か国・155軒超を展開し、各ホテルが独自のストーリーとデザインを発信します。南米ではカルタヘナ「エルミタ」やリマ「ホテル・アギレーラ」に続く新規開業で、アートや音楽、文学への強いコミットが特徴です。
今後の展望
マリオットは中南米でライフスタイル・セレクト領域を強化中。アルゼンチン国内では2026年にコルドバ、メンドーサでMoxyとAC Hotelsの計画が進行しています。歴史建築のリノベーション+ローカルストーリー重視という潮流は、文化観光を求めるミレニアル・Z世代の支持を集める見込みです。
出典・引用元
- Marriott News Center「Tribute Portfolio Debuts in Buenos Aires with the Opening of Recoleta Grand, Buenos Aires, a Tribute Portfolio Hotel」(2025年6月10日)
※本記事は公式発表および業界一般情報に基づき、筆者の視点で編集・構成しています。外部メディアの翻訳・転載は行っておりません。
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