ハイアット ホテルズ コーポレーションは、2025年8月15日付の公式発表において、タイ・ホアヒンおよびバンコクにて「The Unbound Collection by Hyatt(アンバウンド コレクション by ハイアット)」ブランドを初展開すると発表しました。ホアヒンでは「The Barai Hua Hin」、バンコクでは歴史ある「Narai Hotel」が新たにブランドの一員として生まれ変わる予定です。これにより、ハイアットのタイ国内における展開は、7ブランド・15軒のポートフォリオからさらに拡充されることになります。
ホアヒン「The Barai Hua Hin」|2026年後半に開業予定
バンコクから車で約3時間のビーチリゾート、ホアヒンに登場するのは「The Barai Hua Hin(ザ・バライ ホアヒン)」。2026年後半の開業を予定しており、隣接する「Hyatt Regency Hua Hin」の敷地内に建設されます。
このリゾート最大の特徴は、ホリスティック・ウェルネス体験に特化した滞在型スパリゾートであること。全18室のトリートメントルームと、8室のレジデンシャル・スパスイートを備える「The Barai Spa」は、タイの伝統医療に基づいた“四大元素(地・水・風・火)”の哲学をもとにデザインされています。
設計は、タイを代表する建築家Lek Bunnag氏によるもので、まるで“癒しの寺院”のような静謐な空間が広がる予定です。その他にも、90の客室とスイート、専用ウェルネスセンター、中央プール、緑豊かなガーデン、「McFarland House」や「The White House」といったレストランも備え、心と身体のリトリートに最適な施設構成となっています。
バンコク「Narai Hotel」|2028年、歴史ホテルが再生
もう一つの新プロジェクトは、バンコク・シーロム地区で再開発中の「Narai Hotel(ナライ ホテル)」。1968年の創業以来、長年愛されてきた老舗ホテルが、2028年に「The Unbound Collection by Hyatt」の名のもと、再びゲストを迎えます。
新ホテルは、250室規模で、レストラン2軒(オールデイダイニングとルーフトップ)、ラウンジ、フィットネス、プール、多目的会議・イベント施設などを完備。しかも、BTSチョンノンシー駅至近というロケーションで、観光にもビジネスにも絶好のアクセスが期待されます。
このホテルは、飲食・小売・コミュニティ機能を備えた新たな複合施設「Hatai(ハタイ)」内に誕生する予定で、デザインはロンドンを拠点とするHeatherwick Studioが手がけます。歴史と革新が交差するこのプロジェクトは、新旧バンコクの魅力を繋ぐ架け橋となるでしょう。
現地目線で見る注目ポイント
観光で訪れるなら…
ホアヒンの「The Barai Hua Hin」は、喧騒から離れた癒しの空間を求める人にぴったり。広々とした敷地と海沿いの立地、そして本格スパ体験は、特別なリゾートステイを叶えてくれそうです。
出張や都市滞在派には…
バンコクの「Narai Hotel」は、BTS直結の好立地。オフィス街・大使館・チャオプラヤー川エリアにも近く、出張者や都市観光を楽しみたい人にも利便性抜群。歴史的背景を感じながらも、最新のデザイン空間で滞在できる点も魅力です。
ブランド解説|The Unbound Collection by Hyattとは?
「The Unbound Collection by Hyatt(アンバウンド コレクション)」は、**“物語のあるホテル”**をコンセプトに、個性的で独立性の高いホテルを世界各地に展開するラグジュアリーブランドです。歴史的建築や、著名な建築家が手がけた現代建築、文化や人物に着想を得たコンセプトホテルなど、どの物件にも“語りたくなる体験”が詰まっています。
代表的なホテルには、パリの「Hôtel du Louvre」、カンヌの「Hotel Martinez」、米サンタフェの「Hotel La Fonda」などがあります。今回のタイ初進出により、アジア太平洋地域でのブランド認知もさらに広がっていくことが期待されます。
今後の展望|アジア太平洋で進む高級ブティック展開
ハイアットは、ラグジュアリー・ライフスタイル分野において積極的な拡張を進めており、今回の2件はその戦略を象徴する事例です。特に「The Unbound Collection by Hyatt」は、グローバルでの展開に加え、アジア市場でのポジショニングを強化していく方針が明確に見て取れます。
今後も、アジア太平洋地域を中心に地域性や物語性を重視したラグジュアリーブランドの展開が進むとみられ、旅行者にとってはますます多彩な選択肢が広がっていくでしょう。
出典・引用元
※本記事は公式発表および業界一般情報に基づき、筆者の視点で編集・構成しています。外部メディアの翻訳・転載は行っておりません。
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