2025年7月1日、Hyatt Hotels Corporation(ハイアット ホテルズ コーポレーション)は、オーストラリア・メルボルンに「Hyatt House South Melbourne(ハイアット ハウス サウス メルボルン)」を開業したと発表しました。Hyatt Houseブランドがオーストラリアに進出するのは今回が初めて。ビジネスと観光の中心地・サウスメルボルンに位置し、短期・長期滞在の両方に対応するレジデンシャルスタイルのホテルとして、国内外の旅行者の注目を集めています。
新ホテルの特徴と魅力:まるで“暮らすように泊まる”
「Hyatt House South Melbourne」は、全97室のスイートタイプの客室を備えた、アパートメント型ホテルです。室内にはフルキッチン、広々としたリビングスペース、モダンな家具、そして快適な寝具が揃っており、旅先でも“我が家のような”滞在が可能。スタジオ、1ベッドルームスイート、アクセシブルルーム(バリアフリー対応)など、多様なニーズに応える客室構成となっています。
特筆すべきは、ペット同伴OKという点。66ポンド(約30kg)までの犬・猫と一緒に滞在できるホテルはメルボルンでもまだ珍しく、ペットと旅する旅行者には大きな朗報です。
さらに、滞在中は以下のサービスが無料または便利に利用可能です:
- 無料Wi-Fi
- 包装済みの温冷ブレックファースト
- 24時間営業の「マーケット」での軽食提供
- コーヒー・クラフトビール・カクテルを楽しめる「バー」
- 24時間利用可能なフィットネスセンター(タッチスクリーン付機器完備)
- セルフランドリー
- 「Necessitiesプログラム」:忘れ物や必需品を購入・借用・無料利用が可能
サウスメルボルンの中心で、快適な滞在を
Hyatt House South Melbourneは、アルバート・パーク・レイクやロイヤル・ボタニック・ガーデン、アート・プレシンクト(芸術地区)、新しいANZAC駅など、メルボルン屈指の観光・文化スポットに近接しています。徒歩圏にはペットの散歩コースや公共交通機関も充実しており、ビジネスにも観光にも非常に便利な立地です。
特に、ワーケーションや長期出張のニーズに応える「暮らすようなホテル」として、柔軟な滞在スタイルが可能な点は出張者にとっても嬉しいポイント。ファミリーやペット連れの旅行者にも最適です。
Hyatt House(ハイアット ハウス)ブランドとは?
Hyatt Houseは、ハイアットの「Essentials(エッセンシャルズ)ポートフォリオ」に属する、レジデンシャルスタイルの宿泊を提供するブランドです。世界130か所以上に展開しており、「短期でも長期でも、自宅のように過ごせる」ことをコンセプトとしています。
Hyatt Houseの代表的なサービスには、以下が含まれます:
- フルキッチン付きの客室
- 無料のホームメイド朝食
- 滞在者同士が交流できるラウンジや共用スペース
- 自由度の高い滞在設計(長期割引など)
日本国内には未展開のため、本ブランド体験を求めてメルボルンを訪れるハイアットファンも少なくないでしょう。
今後の展望と注目キャンペーン
今回の開業は、ハイアットがアジア太平洋地域での存在感を高める戦略の一環と考えられます。今後もHyatt Houseを含むEssentialsブランドは、ビジネストラベラーやレジャー旅行者向けに都市部を中心に拡大していく見込みです。
また、ハイアットの会員プログラム「World of Hyatt(ワールド・オブ・ハイアット)」では、開業記念キャンペーンも実施中。
2025年9月30日までの期間中、Hyatt House South Melbourneに宿泊すると1泊につき500ボーナスポイントが自動的に付与されます。
さらに、**Hyatt House/Place/Studios全体での滞在数に応じて最大16,000ポイント獲得可能な別キャンペーン(9月7日まで)**も展開中です。
ご予約・詳細情報
▶︎公式サイトはこちら:
Hyatt House South Melbourne公式ページ
※本記事は公式発表および業界一般情報に基づき、筆者の視点で編集・構成しています。外部メディアの翻訳・転載は行っておりません。
ブログ「くまねこたび」では、日本に出店している外資系ホテルの一覧や、会員制度の比較なども紹介しています。旅行の参考にぜひご活用ください。

