2025年6月30日、マリオット・ホテルズは、タイ・パタヤに「パタヤ・マリオット・リゾート&スパ(Pattaya Marriott Resort and Spa)」を正式に開業したと発表しました。バンコクからわずか2時間、ジョムティエンビーチの目の前という絶好のロケーションに誕生した本リゾートは、家族連れからカップル、出張者まで、幅広いゲストに向けた新たな滞在体験を提供します。
パタヤ・マリオット・リゾート&スパの概要とロケーション
「パタヤ・マリオット・リゾート&スパ」は、マリオット・ボンヴォイの旗艦ブランド「Marriott Hotels」から登場した新しいビーチフロントリゾートです。タイ東部のジョムティエンビーチに面し、パタヤ中心部からも車ですぐ。スワンナプーム空港から約1時間半、ウタパオ空港からはわずか30分と、アクセスも抜群です。
リゾートの周辺には、歴史ある寺院や水上マーケット、ショッピングモール、ゴルフ場、ウォーターパークなど観光・レジャー施設が点在しており、滞在中も飽きることなく楽しめます。
デザインコンセプトは「シュガーパーム」|自然と一体になる癒しの空間
本リゾートのデザインコンセプトは、ジョムティエンの象徴でもある「シュガーパーム(サトウヤシ)」の木。有機的な曲線やナチュラルなテクスチャーが館内随所にちりばめられ、屋内と屋外の境界が曖昧になるような開放的な空間美が魅力です。
全289室の客室は、33㎡のデラックスルームから最大88㎡のスイートまで多彩に用意されており、レインシャワー付きのバスルームやソファスペースも完備。家族向けの2段ベッド付きファミリールームもあり、子ども連れでも快適に過ごせます。
家族旅行にぴったり!充実の施設とサービス
館内には、以下のような多彩な施設・サービスが用意されています。
- 6つのレストラン&バー: 例えば「Goji Kitchen Grill & Bar」では、ライブキッチン形式のタイ料理・多国籍料理ビュッフェが楽しめるほか、「La Familiare」では本格的なイタリアン、「Siam Bakery」では焼きたてパンとコーヒーが味わえます。
- プールは3種類: キッズ用プール、スライダー付きのプール、インフィニティプールがあり、世代問わず楽しめる設計です。
- キッズクラブ&家族向けアクティビティ: クラフト体験や凧揚げなど、自然と文化に触れる体験が充実。小さなお子さま連れでも安心です。
- スパ&フィットネス: クァン・スパではカップルルームを含む6つのトリートメントルームを備え、旅の疲れを癒してくれます。24時間利用可能なフィットネスセンターも完備。
また、ビジネス目的のゲストには、最大4つの会議室を備えたミーティング施設も用意されており、企業研修やイベント開催にも対応しています。
旅行者目線の注目ポイント
観光で訪れるなら、美しいジョムティエンビーチでのんびりとした時間を過ごしつつ、パタヤのナイトライフやアクティビティも楽しめる絶妙な立地がポイント。混雑を避けつつ、利便性はキープしたい方にぴったりです。
一方、出張者やワーケーション利用者にとっては、バンコクからのアクセスの良さに加え、静かなビーチ沿いで集中できる環境が魅力。フィットネスやスパでのリフレッシュも可能です。
Marriott Hotelsとは?ブランドの特徴と展開
「Marriott Hotels」は、世界70か国以上に約600のホテルを展開するマリオット・インターナショナルの中心ブランドです。現代的なデザイン、安心感のあるホスピタリティ、そして「Greatroom」ロビーやモバイルチェックインなど、常に進化する滞在体験を提供しています。
タイ国内では、バンコクやチェンマイ、プーケット、ホアヒン、ラヨーンなどで展開しており、本リゾートはラヨーンに続くビーチリゾート型のマリオット・ホテルとして注目されています。
今後の展望|東南アジアのリゾート戦略の鍵に
今回のパタヤ開業は、マリオットがタイ東部の「次なるリゾート拠点」としてパタヤ・ジョムティエンエリアを重視していることを示しています。今後も、近隣都市や島々での展開が予想され、家族層や中間層の長期滞在ニーズを取り込む狙いがあります。
また、マリオット・ボンヴォイの会員プログラムを活用すれば、ポイントでの無料宿泊や上級会員向けの特典も受けられるため、ラグジュアリーブランドながらお得感のある滞在が可能です。
出典・引用元
※本記事は公式発表および業界一般情報に基づき、筆者の視点で編集・構成しています。外部メディアの翻訳・転載は行っておりません。
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