世界有数のラグジュアリートラベルネットワーク「Virtuoso(ヴァーチュオーソ)」は、2025年の「Virtuoso Global Awards(ヴァーチュオーソ・グローバル・アワード)」を8月18日、ラスベガスで開催された第37回Virtuoso Travel Weekにて発表。IHG傘下のラグジュアリーブランド「Regent Hotels & Resorts(リージェント ホテルズ&リゾーツ)」が2つの栄えある賞を受賞し、グローバルな舞台で再び脚光を浴びました。
受賞内容の詳細:サンタモニカと香港、ふたつの旗艦が選出
今回のアワードで、Regentは以下の2部門において栄誉に輝きました:
- Best New or Reimagined Hotel(最優秀新規・再設計ホテル):Regent Santa Monica Beach(アメリカ・サンタモニカ)
- Best Brand Hotel(最優秀ブランドホテル):Regent Hong Kong(香港)
Regent Santa Monica Beach – カリフォルニアの新しいラグジュアリー象徴
2024年に開業した「Regent Santa Monica Beach」は、アメリカ大陸におけるRegentブランドのフラッグシップとして誕生。デザインはAvroKOとWimberly Interiorsが手がけ、全館にわたり洗練されたコースタル・ラグジュアリーの美学が貫かれています。
広がる太平洋を望む客室と、ブランド独自の“Regent Experience Agents”によるパーソナライズされたサービスは、まさに次世代のビーチリゾート体験を体現する存在です。
Regent Hong Kong – 伝統と革新を融合した都会の静寂
一方、「Regent Hong Kong」は、リニューアルを経て再オープンし、今回「Best Brand Hotel」の称号を獲得。香港出身のデザイナー、Chi Wing Loによるデザインが特徴で、497室の客室・スイートはすべてが心の平穏と静けさを意識した空間となっています。
ハーバービューを望む眺望と、控えめながら卓越したサービスは、ビジネスと観光どちらのゲストにも極上の滞在を提供しています。
観光・出張それぞれの視点で見る「Regent」の魅力
観光で訪れるなら:海・街・文化すべてが手の届く場所に
サンタモニカはロサンゼルス観光のハブとも言えるエリアで、海沿いの美しい遊歩道「サンタモニカ・ピア」やショッピング街「Third Street Promenade」にもアクセス抜群。ホテルからの絶景と洗練されたサービスは、旅のハイライトになること間違いありません。
一方、香港はアジア随一のダイナミックな都市でありながら、Regent Hong Kongでは都会の喧騒を忘れさせる静謐な時間を提供。観光はもちろん、移動の多いビジネスパーソンにとっても、ストレスフリーな拠点となるでしょう。
Regent Hotels & Resortsとは? – IHGが手がけるアッパーラグジュアリーブランド
Regentは、**IHG(インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ)**のアッパーラグジュアリーカテゴリに属するブランドで、もともと1970年代に誕生。2020年からはブランド再構築が進められ、モダンラグジュアリーの象徴として再定義されています。
過去数年で上海、重慶、フーコック島、カンヌ、バリなど、世界各地で新規開業を果たしており、それぞれが地域の文化や景観を取り入れつつ、統一された“Regentらしさ”を表現しています。
今後の展望 – 世界中で進むブランド拡大
Regentは今後も以下の都市で新規ホテルの開業を予定しています:
- ジェッダ(サウジアラビア)
- クアラルンプール(マレーシア)
- 京都(日本)
- 三亜・深圳(中国)
- リヤド(サウジアラビア)
このように、アジア・中東を中心にプレゼンスを拡大しており、ラグジュアリーホテル市場の中でも注目の成長ブランドと言えるでしょう。特に京都への進出は、日本のラグジュアリーホテル界に新たな風を吹き込むことが期待されています。
出典・引用元
※本記事は公式発表および業界一般情報に基づき、筆者の視点で編集・構成しています。外部メディアの翻訳・転載は行っておりません。
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