2025年6月5日、IHGホテルズ&リゾーツ(IHG)は、同社の急成長ブランド「avid hotels(アヴィッド ホテルズ)」の80軒目となる「avid hotel Coralville – Iowa City」の開業を発表しました。米アイオワ州では2軒目となり、全米でも注目されるデュアルブランド型ホテルの一つとして話題を集めています。
シンプルさと快適性を両立した「just right」な宿泊体験
新たに誕生した「avid hotel Coralville – Iowa City(アヴィッド ホテル コーラルビル – アイオワシティ)」は、71室を擁し、長期滞在型ブランド「Candlewood Suites(キャンドルウッド・スイーツ)」とのデュアルブランドとして開業しました。この組み合わせは全米で4例目となり、短期・長期滞在いずれのニーズにも応える現代的なホテル形態として注目を集めています。
運営はWestcor JD Royal Hospitality社。ホテルはアイオワ大学近くの便利な立地にあり、「アイオワ古典車博物館」など地域の観光地へのアクセスも良好です。ゲストルームは機能性を重視したコンパクトな造りで、心地よいベッドと遮音性の高い設計により、良質な睡眠をサポートします。
朝食がリニューアル!IHGらしい高品質がより身近に
このホテルで特筆すべきは、avid hotelsの新たな無料朝食サービスの導入です。スクランブルエッグやポテト、高品質なタンパク質食材に加え、豆から抽出する本格コーヒーなどが用意され、より豊かで満足度の高い朝を提供します。これは、ゲストの満足度向上だけでなく、ホテルオーナーにとっての運営効率も考慮された設計で、今後全ブランドでの標準化が期待されています。
さらに、滞在中の健康維持に嬉しい大型フィットネスセンターも完備。旅行中もルーティンを保ちたいビジネスパーソンや健康志向のゲストにとって大きな魅力となるでしょう。
観光にも出張にも使いやすい、アイオワ州の穴場都市「コーラルビル」
コーラルビルは、アイオワ大学のあるアイオワシティと隣接した教育・医療の中核都市。学会参加や大学関係の出張はもちろん、周辺の文化施設や自然スポットも楽しめるため、週末観光を組み合わせた“bleisure(ブリージャー)”滞在にも最適です。
交通アクセスも良好で、シカゴやミネアポリスなど中西部の主要都市からの中継点としても機能します。静かな環境の中で、IHGならではの安定したサービスを受けたい方にはぴったりの立地です。
avid hotelsとは?IHGが手掛ける“新築特化型”のスマートホテルブランド
avid hotelsは、2018年にIHGが立ち上げた比較的新しいホテルブランドで、**「必要なものを、ちょうどよく」**というコンセプトが特徴です。新築物件に特化し、シンプルかつ品質重視の宿泊体験を提供することで、短期滞在者や出張者に人気を集めています。
現在、IHGの中でも最も急成長しているブランドであり、2025年3月時点で131軒が建設計画中。同ブランドは、オーナーの投資効率にも優れており、グループ全体のポートフォリオ成長に大きく貢献しています。
今後の展開:メキシコ、カリフォルニアにも進出予定
今回のコーラルビルでの開業に加え、avid hotelsは今後も国際的な拡大を続ける予定です。以下は近日中に開業予定または最近開業した主なホテルです:
- avid hotel Queretaro Centro Sur(メキシコ):2025年2月開業。歴史的アクエダクトや劇場が徒歩圏にあり、観光に便利。
- avid hotel Harrisburg NE – Hershey Area(ペンシルベニア州):同じく2025年2月開業。人気テーマパーク「Hersheypark」や「チョコレートワールド」至近。
- avid hotel Victorville – Hesperia(カリフォルニア州):同ブランド初のカリフォルニア進出で、2025年中にオープン予定。Route 66や自然公園にもアクセス良好。
今後もアメリカ国内外での展開が期待されており、IHGの中で新世代の主力ブランドとなるポテンシャルを秘めています。
出典・引用元
※本記事は公式発表および業界一般情報に基づき、筆者の視点で編集・構成しています。外部メディアの翻訳・転載は行っておりません。
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